【雑誌】クーリエ・ジャポン創刊

電車の中吊り広告でも大々的に宣伝している「クーリエ・ジャポン」は、講談社から創刊された新しい雑誌です。これ、コーナー展開するくらい在庫のある書店もある一方で、どこにあるかわからないところもありました。僕は結局、セブンイレブンで最後の一冊を購入。

コンセプトが「海外1000メディアから発信されるニュースを厳選」という通り、マイナーな国のメディアも含めて、要はニュースの二次使用がほとんどです。そのせいか、ひとつのトピックであってもページ全体に統一感がなく、拾い読みにはいいけど興味を続かず飽きちゃいますね。記事も「翻訳」になってしまうので、何となくしっくりこないというか固くてとっつき難い文体のように思います。

小泉首相の評価や村上春樹アメリカでの活躍などトピックはおもしろいので、構成をもっと日本人の読み手に合わせていってくれれば、伸びそうな気がします。現状のままだと、ちょっと厳しいでしょうね。何故かはわからないんだけど、僕にとってはこの雑誌のポジションが「日経トレンディ」に近いです。どちらも、「取り上げるテーマには興味惹かれるのに、買ってみると読むところがない」ので・・・