【ドラマ】サバイバー 宿命の大統領

キーファー・サザーランド主演のこのドラマは、米国政府と議会がテロで全滅してしまい、「指定生存者」として隔離されていた住宅都市開発長官が法定継承者として大統領に就任するストーリー。ファーストレディのアレックスや議会の生存者であるマクリーシュとフックストラテンなど怪しい人物が満載で、今後の展開が期待できます。

補佐官らスタッフも、たまたま生き残ったから就任できたレベルなので、それらしくないラインナップ。それでも存在感はあるし、怪しさも漂わせているあたりは、米国の役者陣の層の厚さということなのでしょう。

おそらくキーファー・サザーランドが大統領らしくないことは狙っているのだと思いますが、演技もうまくないし吹替の声がまったく威厳を感じないので、現実味が乏しいところが難点です。吹替の出来の悪さは「HAWAII FIVE-0」のアダム・ノシムリと双璧といえるくらいですが、スーパードラマTVの放送では初回配信以降に声優が交代した後のバージョンのようですね。