【松本市美術館】草間彌生展

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今回の松本遠征はもちろんサッカー観戦が目的でしたが、この草間彌生展も実はメインと言ってもよいくらい楽しみにしていました。松本市草間彌生の故郷ということもあり、松本市美術館は外装から草間一色に塗りつぶされていました。彼女が松本で暮らしていた頃の作品からすでに今も見られるモチーフの片鱗がうかがえ、世界観が確立してゆくプロセスが概観できます。

撮影可能エリアの設定は国立新美術館と同じような趣向ですが、体験型のインスタレーションも楽しめ、とにかく満足度の高い充実した展覧会でした。期間限定の特別展示で富士山を描いた連作を鑑賞できましたが、草間彌生は自らの中に世界とバーチャルなコスモスをすでに確立しているのだと確信するほど。詩まであったことで、この立ち位置を継承できるとしたら大宮エリーしかいないのではないかという思いに至りました。

この展覧会には「All about My Love」という副題がついており、ハッシュタグは「#kusama2018」が用意されています。