【パナ汐留ミュージアム】ヘレンド展

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パナソニック汐留ミュージアムで、土曜日に開幕したヘレンド展。その初日に訪れました。ハンガリーのヘレンド窯で作られた磁器は、鮮やかな彩色が印象的。陶磁器らしい青も使われていますが、赤やピンクなどとにかく色彩が華やかです。東洋を思わせる辮髪や和服のモチーフ、蒔絵のような文様もあって、ハンガリーがアジア系のフン族の国であることを強く感じられました。

ヘレンド窯は1826年にブダペストの南西100kmほどの村に創設され、ハプスブルク家の庇護の下、ヨーロッパの王侯貴族に愛されました。今回の展示では伝統的なものから、現代のものまで幅広く見ることができます。

館内の展示は基本的に撮影不可ですが、最後のエリアに撮影用のコーナーがあるのはありがたいですね。冒頭の地図に一箇所「ブタ」ペストという表示があったのは、まあご愛敬というところでしょうか。