【愛媛―大分】読まれる戦術

珍しくセットプレーがハマり、快勝した前節。それを受けて、スタメンを変えずに臨みたくなる気持ちはわかる。しかし、中3日の連戦であり、相手の監督としても頑固な田坂和昭の傾向を考えれば対策は容易になる。セットプレーはそうそうハマるはずもなく、逆にセットプレーで失点してしまった。

J1から降格した2013シーズン、昇格プレーオフを逃した2014シーズン、そして優勝を狙いながらスタートダッシュに失敗した2015シーズン。何に期待して、彼を監督で居続けさせているのか。債務超過も解消した状況では、クラブ経営者の無策が目立つばかりだ。


愛媛 2-0 大分(得点:河原、玉林)

<GK>
武田  :5.5 安定感に欠ける

<DF>
鈴木  :6  DF陣の比較では一番
山口  :5  河原にマーク外される
安川  :5.5 フィードの精度なし

<MF>
西   :6  今の戦術には合いにくい
キム  :5  ミドルシュートに可能性なし
兵頭  :5  まったく存在感なし
松本怜 :5.5 カットインも見たい
風間  :6  惜しいシーン多い

<FW>
エヴァンドロ:5.5 スキル高くない
永井  :5.5 突破力は魅力だが

<SUB>
三平  :5  流れ変えられず
ダニエル:5.5 試合勘鈍って精彩欠く
岡本  :5  サブの意味なし

<監督>
田坂  :4  解任できないなら参謀が必要

次節はホームに、こちらも調子の上がらない福岡を迎える。僕は大分銀行ドームに遠征する予定なのだが、期待を持てないのが厳しいところだ。とにかく今必要なのは、内容よりも結果なのだ。