【BLUE GIANT】サックス高校生の物語

会社の同僚に借りて1~3巻を読んだ「BLUE GIANT」にハマり、第4巻は自分で買ってしまいました。ビッグコミックに連載されている石塚真一のこの作品は、我流でサックスを始めた高校生の宮本大が、ジャズプレイヤーを目指して成長するストーリーです。

楽譜は読めなければ楽器のメンテナンスの仕方も知らず、いわゆる「スタンダード」と呼ばれるジャズに知識もないバスケ部員がテナーサックスに魅せられてゆく展開は、学生時代にポップスオーケストラでヴァイオリンを弾いていた僕にはとても馴染みのあるものです。

絵も丁寧だし、登場人物の表情やコマ割りで表現される「間」も素晴らしく、芸術作品と呼べる領域に入り込んでいます。コミックで音楽を表現するのは難しいはずなのですが、音符だけでなく音量やリードミスなど細かいニュアンスまで絶妙に表現されているので、まるで音楽CDw¥を聴いているかのように楽しめてしまうのです。これからの展開にも、期待ができそうですね!

http://bluegiant.jp/story/