マラガ2日目の夜は、フラメンコのショーがあるレストラン「Vino Mio」に予約を入れていました。ショーの30分前に到着して、まずはディナーを楽しみます。プロボローネチーズをオーブンで溶かしてバジルペーストとドライトマトでいただく「ケソ・プロボローネ」を前菜に、オレンジの入った「モヒート・ナランハ」をいただきました。モヒート・ナランハは気に入ってしまい、帰国してから自作してみたほどです。
メインのイベリコ豚のソテー「プレサ・イベリコ」はショーを見ながら。どうしてもバイレ（踊り）が目を惹きますが、カンテ（歌）とトケ（ギター）も聴き応えがあります。踊り手は浅黒い肌のヒターノ（いわゆるジプシー）の若い女性で、荒削りではありましたが情熱的な踊りでした。ベテラン女性の歌は張りのある声で、踊りよりも存在感がありました。
食後にサウシ・ナランハというオレンジ風味の甘いワインとイチゴのソルベをいただきながら、結局フラメンコのステージは短いものを3回見てしまいました。最後はお店のフロアスタッフも一緒になってのフィナーレ。隣の席のロシア人男性と英語で会話しながらでしたが、あっという間の2時間でした。
