【国立科学博物館】チョコレート展

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東京・上野公園の国立科学博物館で始まった「チョコレート展」は、マスコミやウェブでの露出も多くなっているので、興味を持って出掛けてきました。もっと混んでいるのかと思いきや、意外にそれほどの人出ではなかったです。

感想を一言で書くと、「コンセプトが中途半端」です。子供の夢を狙うなら、もっと「チャーリーとチョコレート工場」のようなファンタジックな仮想体験に徹すればよいのに、博物館らしくパネルを読んで知識をつけさせる手法に寄り過ぎてしまいました。大人をターゲットにするなら、もっと現実的に世界のチョコレート・ブランドの紹介でもよかった。しかし、今回は導線を三越伊勢丹の販売コーナーにつなげる意図もあって、あまりブランド紹介の要素も強くないのです。

なるほどと思うことは多いものの、見終わって不完全燃焼感の拭えない展覧会だったと言っておきましょう。何かのついでに寄るくらいがちょうどよく、あまり期待して訪れてしまうと間違いなく落胆してしまうと思います。ちなみに、この画像に写っているものは、なんとチョコレートでできているんですよ!

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2012/choco/index.html