【名古屋ブルーノート】土岐麻子ライブ

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今日は出張で名古屋泊。予定が決まってから情報をリサーチして、名古屋ブルーノートでちょうど土岐麻子のライブがあることが判明しました。学生時代に父親のサックス・プレイヤー土岐英史を聴いていて、娘の麻子がジャズを歌っているということだけは知っていました。

興味を持ってiTunes土岐麻子のオリジナル・アルバム「乱反射ガール」とカバ・アルバム「Weekend Shuffle」をダウンロード。どちらも夏を思わせるユルいボサノバ調のリズムをベースにしている曲があり、土岐の特徴的なボーカルが耳に残ります。特にタイトル曲「乱反射ガール」はすでにヘビーローテーションで聴いているくらい気に入りました。

今日のライブはジャズを意識したステージ。普通のジャズならピアノ+ベース+ドラムスですが、キーボード3人+土岐という変則的な編成です。「Gift~あなたはマドンナ~」を皮切りにオリジナルとカバーを織り交ぜて聴かせてくれました。キーボードの3人は、元東京事変でHIATUSとも絡んでいる伊澤一葉川口大輔渡辺シュンスケというラインナップで、パーカッシブだったりジャジーだったりと多様な音を奏でる上に、ピアニカやボコーダーまで。「銀座カンカン娘」ではアドリブのメドレーあり、「土曜日のタマネギ」ではドゥーワップありと楽しませてくれます。

土岐と伊澤のMCはちょっとすべっていましたが、今日が36歳の誕生日という伊澤のサプライズ・セレモニーもありました。アンコールは土岐がベースを弾いて伊澤とのデュオで「読唇術」。そして最後に全員で「ホロスコープ」まで、充実のライブでした。