【人事の話】新卒入社式

震災の影響で、卒業式や入学式、入社式などが自粛傾向とのこと。そんな中、弊社では通常通り社内での入社式を執り行いました。節電が叫ばれる状況でエンタメ系企業への風当たりは強いのですが、「生きるために楽しみ=エンタメは必要不可欠。復興のためにも、経済活動をしっかり行う」という方針の下、「自粛すること」を自粛することにしました。

配属発表の前に、新卒用にセットアップされたPCに貼られたポストイットを見られてしまったというハプニングもありました。そして配属辞令が交付された後に彼らが抱負を語る中には、「自分は希望通りの配属ではなかったけど前向きに頑張る。だから、希望通りの配属になった人たちが弱音を吐くのは許さない」といった内容のものがありました。涙ながらに語ってくれた彼の本心は、過不足なく他の新卒や出席していた経営陣にも伝わったと思います。

そういえば僕自身も婦人服のバイヤー志望だったのですが、人事部長の「君は数字を扱うのが好きだと思った」というメッセージとともに人事部労務担当に配属され、結局それが天職だと思うようになりました。最初の配属がその人のキャリアライフを左右してしまうのは間違いないけれど、前向きにとらえることができれば道は拓けるはずです。

そして夕方からは社内のラウンジで歓迎会。手作りイベントで準備はバタバタでしたが、社長自ら飾りつけを仕切ってくれたこともあって、まずまずな内容に仕上がりました!