【007】慰めの報酬

007シリーズの前作「カジノ・ロワイヤル」を記事にしたときに、「ダニエル・クレイグ演じるジェームズボンドは、かっこいい諜報部員ではなくただのエロオヤジに見える」と書きました。それだけに今作「慰めの報酬」もあまり期待はしていなかったけれど、スパイもののサスペンスが見たくてレンタルしてみました。

感想としては、やっぱりダニエル・クレイグはエロオヤジだということです(^^; 彼は1968年生まれなので、実は僕より年下なのですが… いわゆる「ボンドガール」とのベッドシーンがない作品は初めてとのことです。それでもエロさが目立つのは、あの表情のせいでしょうか。上映時間が106分と短いことは、昨今の長編傾向に比べると歓迎できます。

一方で期待していた旅情を誘う「海外の風景」は、満足できました。イタリアの古都シエナの街並みやカリブ海に浮かぶハイチのミステリアスな市街などの映像を見ると、ついつい行きたくなってしまいます。さすがに中南米は、治安の問題で簡単には思い切れませんけどね。

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