【bjリーグ】東京アパッチ7連勝

いよいよ終盤戦を迎えた3季めのbjリーグですが、ここにきて東京アパッチの調子が一気に上向いてきました。仙台、琉球×2、福岡×2と5連勝で、この週末はイースタン・カンファレンスのライバル・新潟アルビレックスBBとの対戦です。大阪や高松に比べると比較的苦手意識の薄い相手でロドニー・ウェブが出場停止とはいえ、新潟は手堅いチーム。厳しい戦いが予想されました。

土曜日は観戦できなかったのですが、ダレンとディーンの活躍ですべてのQで勝ち越しての勝利だったようです。そして今日は序盤から接戦となりました。好調でPGのスターターとして起用されている牧ダレン聡が、1Qに接触プレーで目の辺りを負傷して暗雲が立ち込めます。しかし新潟のプレストンも足を負傷してしまい、終盤には藤原がファウルアウトと徐々にアパッチ有利な展開になり、最終的には100-88の100点ゲームでアパッチが勝利しました。

今日のゲームを見る限り、2年前に開幕したころの強いアパッチが戻ってきています。速いパス回しからヘリコや城宝がアウトサイドから攻めたり、ニックやディーンがローポストで活躍するなど形ができている点に期待が高まります。ただ気になるのは、スターターを外れている青木康平の不調。ワールドカードゲームからプレーオフに向けて、彼の存在なしには勝ち抜くことは不可能でしょう。プレータイムの減っているイー・ジョンジュンとともに、復活を期待したいところです。