【フジロック】akikoをチョイス

昨日の夜7時から明け方の4時まで、WOWOWで放送されたフジロック・フェスティバル。さすがに1時から放送の第3日目は録画して見ましたが、途中ちょっとチャンネルを浮気しながらも全部見てしまいました。こうして見るとやっぱり玉石混交で、いいバンドもあるけど、そうじゃないバンドも目につきました。特に一部の日本のバンドは、演奏技術もメッセージもなくミュージシャンとしてのオーラが皆無で、目新しさだけというものもいくつかありました。

そんな中で、まさに僕が「こんな音楽を聴きたかったんだ」と感じたのが、ブラジル音楽をアレンジして演奏していたakiko。ノリの良い音楽ながら、自分のテンションまでノリノリにさせるのではなく、肩の力がいい感じで抜けていて心地よかったです。早速、iTuneでアルバム「Vida」をダウンロードしてしまいました。テレビで聴いた音楽を気に入ったその場で入手できるのは、とても便利ですね。

大トリで登場したロストプロフェッツは、C.C.レモンホールという音響のそれなりにしっかりしたホールでライブを見たことがあるだけに、今回のステージは物足りなかったです。ボーカルのイアン・ワトキンスも声が出ていなかったし、バンドの音のバランスもよくなかった… 野外フェス向きかどうかという視点で考えるならば、ロストプロフェッツは向いていないような気がします。

中には、聴衆をステージに上げてしまって大混乱に陥っている来日バンドもありました。あんなにステージ上に載る想定にはなっていないと思うので、ステージが落ちてしまっても不思議ではないですよね。関係者の苦労を考えても、バンド側も聴衆もあまり軽率な行動はすべきではなかったと思います。実際に参加したら楽しそうではあるけど、人混みの苦手な僕にはちょっと無理かな???