【メイレイ】テイク・ザット風USポップ

今日ご紹介するバンドは「Mêlée(メイレイ)」です。フランス語が語源らしくアクサン記号がついているので、記事にしたときに文字化けしないか心配ですよ… タワーレコードで「コールドプレイの叙情性に対するUSポップの回答」というようなキャッチコピーがつけられていたアルバム「Devils & Angels」を見つけたのですが、まだ日本発売は未定で、タワーのバイヤーが買い付けてきたお勧めということのようです。

王道ポップともいうべき耳障りの良さながら、ところどころUSらしいハードロック・テイストのフレイバーが効いていて、またアコースティックピアノがうまくフィーチュアされています。僕の最近の傾向として、テイク・ザット(Take That)やセイルズ(The Sails)を聴きたくなることが多く、この路線で何か探したいという思いがありました。その流れには、完璧に乗っているように思います。

テイク・ザットがやや古風な座りの悪いメロディを持っているのに比べると、メイレイはUSらしいこなれたアレンジが印象的です。キャッチーさでは負けていますが、それでも「Biggest Mistake」など耳に残る曲がないわけではなく、飽きずにアルバムを通して聴くことができます。バックストリートボーイズやテイク・ザットをベースに、ニッケルバックのハードさをまぶしたと言ったら言い過ぎかな?

http://www.amazon.com/Devils-Angels-M%C3%AAl%C3%A9e/dp/B000NQ28CY