【多摩美大】卒業制作展

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多摩美術大学上野毛キャンパスに、統合デザイン学科の卒業制作展を見に行きましたす。統合デザイン学部は今回の卒業生が一期生になるようです。この展覧会は会社宛てにご案内をいただいたのですが、どんなルートで僕の所属と役職を知ったのかが気になります。まさにツボだったので、問題はないのですが…

デザインというと、アートかプロダクトかという軸で考えがちですど、これはまさにUXやUIの世界。UXはユーザー・エクスペリエンス、UIはユーザー・インターフェースです。具体的に言えば、自分がパワーポイントで資料を作る際にフォントや配置、色彩を意識していることも含まれます。これらがすべて「デザインの領域」なのだと、あらためて気づかされました。この学科の学生たちに弊社と組んでもらって、何か作ってみたい気もします。

シャツの衿だけとか封筒の裏の封緘の部分だけをシンプルな線で描くことで、人がどこを見て対象を認識するかという視点には、とても興味が湧きました。また、平面に書かれた文字を陰影で立体的に見せる技法や、音声入力によって声に合ったフォントを出力するシステムも面白いです。