ローランギャロスの男子シングルス4回戦は、錦織の1セットアップでサスペンデッド。第4セットからの再開となった。錦織はこのセットで終わりたいだろうが、ペールは当然あと2セットやるつもりで乗り込んでくる。だから、このセットで決めないと錦織は苦しいだろうと思っていた。
このカードは、昨年の楽天オープンで生観戦した対戦。ペールは相変わらずドロップショットを巧みに交えながら、手を変え品を変え錦織を崩そうとしてくる。タイブレークにもつれこむと、お互いがミニブレークを重ねる展開。錦織はファーストサーブがよくなく、セカンドサーブを狙われてリターンウィナーを決められていたために、狙いすぎてダブルフォルトという場面もあった。結局ミスの差でペールがこのセットを取ってファイナルセットへ。