【ルヴァン杯】神戸―大分

大分目線からは、まったく見どころのないゲームだった。アピールしていたのは馬場くらいで、後藤はコンディションの問題なのかまったくボールに絡めていなかった。初登場となったGKポープ・ウィリアムも自信なさげなプレーに見えたが、これは小島も同様なところがある。高木がリーグ戦でバックパスを手で扱うというあり得ないミスを犯したことで、次節は起用されない可能性がある。今日ポープを使ったのは、リーグ戦で小島を起用するということなのかもしれない。

それにしても、今日の中盤はひどかった。パスを回すだけで、受けても後ろを向くシーンが多く、仕掛けることができなかった。連携ができていないといえばそれまでなのだが、それにしてもおもしろみのないサッカーだった。長谷川や島川を試すくらいなら、高畑をインサイドハーフで使ってみて欲しいものだ。

ルヴァンカップはもう期待しても仕方なさそうだが、リーグ戦メンバーに対する突き上げ、底上げができないのは厳しい。ケガの多い藤本が離脱したら、一気に崩壊しかねない現状がある。上位にいるとはいえ、油断は禁物だ。