【ルヴァン杯】大分―C大阪

岡野がブルーノ・メンデスに一瞬でかわされ、小島の頼りなげなブロックが破られての失点。このまま終わっていたら、せっかく今朝スカパーのサッカーセットに再加入したことを深く後悔したことだろう。

しかし、見せ場は終盤に待っていた。6年前のナビスコカップハットトリックを決めた経験のある丸谷がワンツーからのコントロールされたシュートで同点。さらには、昨季の終盤から負傷もあってなかなかコンディションが上がらなかった後藤が、星のパスが相手DFに当たったところを丹野の狭いニアサイドを破って逆転勝ちを収めてしまった。

守備はイマイチで、ビルドアップもチャレンジしないのでチャンスにつながらない。そんな中で昨季からチームにいた丸谷、星、伊佐、後藤が絡んでの逆転勝ちは意味があるし、ホームでの劇的な勝利はクラブ経営に対しても大きな貢献だ。リーグ戦に出ているメンバーにも刺激になったことだろう。