「気温が前日から10℃下がって、ガットのテンションが合わなかった」という言い訳を西岡良仁がしている。彼はツアー優勝経験もある一人前のプロテニスプレーヤーではあるが、デビスカップが国同士の戦いである以上、日本テニス協会は何をしていたのかという話だろう。岩渕キャプテンも高田コーチも、いったい何をしていたのだろうか。
西岡は仕掛けに行った場面でことごとくエラーを犯し、そのたびに子供じみた不貞腐れた態度をとり続けた。彼のこのような姿はいつものことではあるが、デビスカップに国を代表してナンバーワンプレーヤーとして出場することの意味を、しっかり見つめなおしてもらいたい。それができないなら、杉田祐一か綿貫陽介の方がよい。