【フェルメール展】取り持ち女

上野の森美術館で開催中のフェルメール展は、1月9日からベルリンのアルテ・マイスター絵画館所蔵の「取り持ち女」の展示が始まっています。初期の作品ですが、「マルタとマリアの家のキリスト」に近い色使いや構図という印象でした。比較的大きいサイズの作品で、描かれている人物も大きいので迫力があります。
 
これで僕のフェルメール鑑賞歴は33/37。「合奏」は盗難で行方知れずなので、残りは3作品です。「音楽の稽古」と「ギターを弾く女」はロンドンなので、うまくタイミングを合わせれば一度に見られそうです。もうひとつはワシントンの「フルートを持つ女」ですが、こちらは真贋の問題もありますね。「フルート~」には特にこだわりがないので、ロンドンの2作品をどうにかして見ておきたいと思っています。
 
それにしても、平日の時刻指定ながら結構混んでいました。それも、ふだんアートには興味がなさそうな高齢者が多く、鑑賞のマナーなどあったものではありません。なかなかストレスフルな展覧会でした。