【アイスホッケー】全日本選手権準決勝

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東伏見ダイドードリンコ・アイスアリーナでにアジアリーグのチームが登場するのは、今季はこの大会だけ。準決勝第1試合の東北フリーブレイズとHC栃木日光アイスバックスの試合を観戦した。バックスの3-1という結果はエンプティネットを除けば接戦だったと言えるが、内容的にはフリーブレイズの完敗だったように思う。

今日のMVPは、間違いなくバックスのゴーリー福藤だった。鋭い反応でブレイズの攻撃を抑え、文字通りゴールに蓋をしていた。ブレイズの攻撃陣も悪くはなかったが、決定力を欠いたというところだろうか。序盤のノーゴール判定も痛かったが、ショートハンドの場面で抜け出した篠原亨太が福藤に止められなければ、この試合の流れは大きく変わっていたことだろう。

一方、ブレイズの守備はいただけない。1点目を失ったシーンでは寺尾勇利が崩しに来た場面で守備が棒立ちになっており、特に高橋は腰が高くアジリティに欠けるプレーで寄せ切れなかったのが大きかった。2点目も、2メンアドバンテージを活かせなかった直後に田中遼がスラッシングを取られてのキルプレーで失点したものだ。今季のアジアリーグで最下位に沈んでいる理由が、わかったような気がした。