最近ハマっている海外ドラマが「スキャンダル」。妻が録りためていたものを途中から一緒に見始めたので、妻からは「自分のペースで見られなくなった」と非難されています… シーズン4の途中から見ていますが、ホワイトハウスを巡る広報や法務が絡んでのポリティカル・スリラー。僕の仕事にも通じるところがあるので、その点も興味を持っています。
一言でいえば、登場人物すべてがアクが強いので、感情移入するのがとても難しいドラマ。それでも見続けてしまうのは、演技の巧さに尽きます。長い台詞に籠められた感情表現や表情が素晴らしく、短い時間内に詰め込まれたストーリー展開も現実味があって見事です。これはダイアナ妃で、あれはクリントンかと思わせるようなスパイスも効かせています。
ひとつだけ難点を挙げれば、主人公オリビア・ポープの父親の吹き替えが下手すぎること。長い台詞が多いのに、モゴモゴして何を言っているかわからない上に噛む寸前くらいの滑舌の悪さなのです。あえて実名は出しませんが、この人の場面になると妻とふたりで苦笑しています。
