【実践の英語】無生物主語を使うと

英語の文章をネイティブっぽく見せるのに、結構使えるテクニックが無生物主語です。例えば「~を見るとうれしくなります」という文を英訳しようと思うと、つい"I feel happy when I see ~”としてしまいがちなのですが、「~(見る対象)」を主語にして"~ makes me happy"とすると英語らしさがかなり増幅されると思いませんか?

日本語を逐語的に訳してしまうと、なかなかこのような発想にはたどり着かないんですよね。機械翻訳でも同様だし、翻訳サービスの外注に出しても下手なところに頼んでしまうと前者のような翻訳が返ってきてしまうことがあります。率直に言って、こんな訳にお金を払うなんてあり得ません。

その意味でも、ネイティブチェックはとても重要。鉄道の車内アナウンスの英語を聞いていても、ときどきひどいものがあります。ナレーターはネイティブなのでしょうが、何も考えずに渡された原稿をただ読んでいるのでしょうね。