【アイスホッケー女子】オリンピック初勝利

相手はコリア合同チームだからなのか、ゴーリー藤本那菜ではなく小西を起用した。小西はファインセーブも多かったが、失点の場面は明らかなミス。これで敗戦していたら、大きな禍根を残したことだろう。攻撃の連携は非常によかった。クリーズ裏を起点にしての先制点も、スクリーンにしっかり入っての3点目もアイスホッケーらしい連携を見せてくれた。コリアのゴーリーもよく守っていたが、やや腰高だったようにも思えた。

ここまでの予選リーグを見ると、女子アイスホッケーのレベルは確実に上がっている。スピード感もパックコントロールも、男子と遜色ない。女子の試合をライブで観戦したことはないのだが、ペナルティが少ない分だけ試合展開もスムーズなので、ストレスをあまり感じないだろう。

スマイルジャパンで目につくのは久保ではあるが、床秦留可や床亜矢可の姉妹や浮田の貢献も見逃せない。浮田スウェーデン戦のラフプレーでスイス戦を出場停止で欠場したのは痛かった。そして、今日はパワープレーゴールがあったものの、数的優位の中でゴールになかなか迫れない弱さは感じる。まだ順位決定戦があるので、もう少しオリンピックを楽しみながらホッケーのレベルを上げてもらいたいところだ。