【損保ジャパン日本興亜美術館】デンマーク・デザイン展

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西新宿にある東郷青児記念・損保ジャパン日本興亜美術館のデンマーク・デザイン展で感じたのは、シンプルで華美ではないけれど、しっかりと自己主張するデンマークらしさでした。以前、コペンハーゲンから空港経由でスウェーデンのマルメまで行く電車に乗ったとき、空港を境にファッションの傾向が明らかに変わったことを思い出します。

デンマーク人は機能性に、スウェーデン人はカラーリングにこだわっているように見えたのです。ただ、それは無機質な機能性ではなく、ヤコブセンのデザインに見られるように、場を活かしながらも異なるインパクトを明描に加えています。その自己主張は日本文化よりも顕著だと感じるのです。

この展覧会ではバング・オルフセンやロイヤル・コペンハーゲンのようなデンマークのデザインが、マリメッコイッタラのようなフィンランド・デザインとどんな風に違うのかも体感できると思います。