【海外ドラマ】ダウントン・アビー

NHKで撮りためていた「ダウントン・アビー」を一気に見ています。まだシーズン4の序盤ですが、とにかくこのドラマはハッピーエンドに縁がありません。登場人物が幸せになりかけると、そこに不幸が降り注ぐというパターンの連続。人は簡単に死ぬし、犯罪や謀略がそこかしこに満ち溢れています。まあ、だからこそ先の展開が気になってのめりこんでしなうんですけどね…

もうひとつの側面は、英国貴族の暮らし。旅先でもモーニングやイブニングなど、シチュエーションに合わせた衣装を纏うことが当たり前の世界で、屋敷には執事や従者、下僕、侍女らが住み込んでいます。使用人たちの階級も日本人にはわかりにくいのですが、職務給的な考え方がこの時代からあったということで、外資の職場環境がこの流れにあることがよくわかります。

役者としては、ハリーポッターシリーズでマクゴナガル先生を演じたマギー・スミス演じるバイオレットが、吹き替えの一城みゆ希も含め、とてもいい味を出しています。短気な従者であるベイツ役のブレンダン・コイルや嫌味な従者を演じるロブ・ジェームズ・コリアーも、目が離せません。まだ先は十分にありそうなので。じっくり楽しもうと思います。