【原美術館】エリザベス・ペイトン展

イメージ 1

先週の土曜日に、お天気に誘われて北品川の原美術館の「エリザベス・ペイトン: Still Life 静/生」を訪れました。この画家のことは知らなかったのですが、史実やオペラの場面、人物画などの対象に内在する感情表現が素晴らしいですね。

エリザベス・ペイトンは、ニューヨークで活躍する1987年生まれのアーティスト。クールベアンディ・ウォーホルらに影響を受けているようです。ジョージア・オキーフカート・コバーンのような著名人から自身や友人に至るまで、満たされない切ない思いが狂おしいほどに描き出されていました。描法は同じでも、多彩はアプローチで世界観を変えている点も注目すべきだと感じます。

知名度という意味では決して高くはないのですが、これは一見の価値がある貴重な展覧会です。品川か五反田からお散歩気分で出掛けてみてはいかがでしょうか。