一日待ってようやく聴いたアルバムは、前作の大衆ウケ路線からの脱却を宣言するかのような#1「ムーンソング」の仕上がりの良さに一気に高まった期待感を最後まで裏切らない構成です。すでにシングルで出ていた「NEW WALL」や「Girl A」、「Swan」といった曲も、いい感じで流れにハマっています。
テレビドラマやCMなどとのタイアップ曲が、全14曲中7曲もあります。それでも冒頭に書いた「大衆ウケ」に聴こえないのは、楽曲としての完成度の高さと全体的に落ち着いた感じのアレンジによるところが大きいのだと思います。年末のフェスも楽しみです!