【コミック】グッドナイト、アイラブユー③

以前、新宿の紀伊国屋書店でたまたま第1巻を見つけて読んでみたら、すっかりハマってしまった「グッドナイト、アイラブユー」。第3巻は僕がちょうどこの夏に訪れたイタリアが舞台ということもあって、一気に読んでしまいました。ヨーロッパの都市を魅力的に描写していることも、この作品の面白さを引き立てています。

しかし、この作品の一番の見どころはキャラの立ち具合です。主人公の大学生・遠藤大空は学生らしい優柔不断さがあり、自分も当時はあんな感じだったと、妙に共感してしまいます。そして、彼の父親の大人げなさもリアルで、嫌悪感を感じてしまうほどなのですが、同時に親近感も湧いてくるんですよね…

ヨーロッパの旅がひとまず終わり、大空が日本に帰ってくるところで終わっているので、今後の展開に興味津々です。再度旅に出るのか、あるいは日本でいろいろなことが整理されてゆくのか、いずれにしても期待して第4巻を待ちたいと思います。まだ、しばらく先になるんでしょうけどね。