子どもの頃に見覚えのある西武百貨店の包装紙をデザインしたスティグ・リンドベリ。池袋西武の西武ギャラリーで彼の生誕100周年記念の展覧会が、今日開幕しました。テキスタイルや陶器を中心に、立体の工芸もあって非常に多彩です。いかにも北欧らしいデザインですが、彼の生きた年代を考えても、古さをまったく感じさせない魅力がありますね。
実は僕の母は池袋西武に勤務していて、照明器具を納入していた父と知り合ったので、僕にとってここは原点とも言えるのです。このデザインもとても懐かしく、ちょっとウキウキするような子どもの頃に感じた気持ちが蘇ったような気がしました。
この展覧会は、フラッシュを使わなければ撮影が可能です。入場者はそれほど多くないので、シャッター音もあまり煩わしくありませんでした。ショップもあって、スティグ以外にもリサ・ラーソンのプロダクトなども販売されています。
