【浦沢直樹】Billy Bat完結

浦沢直樹ビリーバット20巻をやっと読みました。19巻を読み終えて、あと1冊かと思うとなかなか手が出せなかったのですが、3連休の最終日に買ってしまいました。19巻をざっと復習して、ついに最終巻のページを手繰りました。

この作品のストーリーは、時代を隔てた数世代にわたって書き継がれるコウモリを主人公とするコミックをテーマとしていますが、最後は近未来が舞台でした。僕が一番ハマった20世紀少年と同様で、壮大に広げられた風呂敷の多くは回収されずに完結してしまいます。予想はしていたのですが、あまりのあっけなさに茫然としてしまいました。

これで僕にとっての浦沢直樹は、J.J.エイブラムスや高橋克彦に並んで「大風呂敷男」の認定が確定しました。しかも何の偶然が、読了したその日に浦沢の不倫報道まで出てしまい、不本意ながら何か特別な一日になってしまいました。