ミラノに近いルガーノ湖畔にあるパスタの店で、ディナーをとりました。ルガーノはスイス領ですが、イタリア語圏だけあってイタリアン・レストランだらけです。たまたま見つけたお店は、「スパゲティ・ハウス」というとてもベタな名前でした。
お店スペシャルのポルチーニ茸とパンツェッタのスパゲティは、ちょっと茹ですぎた感じはあったけれど、ソースは風味がよくておいしくいただきました。赤ワインはシチリアのネロ・ダヴォーラです。水はガス入りをオーダーしたら、自宅でもよく飲んでいるサン・ペレグリーノでした。
隣のテーブルにはヒジャブを纏った女性を含むイスラム系の家族が座っていましたが、4人でオーダーしたのはティラミスひとつだけでした。まるで「一杯のかけそば」だし、文化的摩擦はこういうところでも起きそうですね。
