フランスで開催されているUEFAのEURO 2016は、初戦の結果としては比較的順当な形となる中、イングランドがロシアに土壇場に追いつかれる幕開けとなった。フランスはルーマニアを89分のパイエのミドルシュート一閃で振り切った流れが残っていたようだ。
2戦目となったマルセイユはスタッド・ベロドロームでのアルバニア戦。中盤でカンテが効果的に動き、ポゼッションをしっかり固めるものの、引いて守られて決定機を作れない。パイエはやや持ち過ぎの感があり、ジルーもフリーではなかなかボールに触れない。セットプレーではコシエルニやラミが合わせるが、当たり損ねが続いてしまう。スコアレスドローの気配が濃厚になっていた。