【ローランギャロス】ジョコビッチーマレー

テニスの全仏オープン、男子シングルス決勝は、王者ジョコビッチが貫禄を示して勝ち、生涯グランドスラムを達成した。ファーストセットを失ったものの、ここから強いのがジョコビッチの本領だ。

結果は別として、僕にはとても気になった場面があった。マレーのサービスがフォルトと判定されたものの、チェアアンパイアのデュムソワがマークを確認して、リプレイ・ザ・ポイントではなくマレーのポイントとなったシーンだ。

ローランギャロスの観客がご贔屓の選手を盛り上げるのはウェルカムだが、マレーのサービスを分単位で妨害するのはやり過ぎ。NBAフリースローにブーイングするのは文化だが、テニスはそうではないし、そうなって欲しくない。デュムソワが制止したらもっと荒れたかもしれないが、放置してしまうのは問題だろう。