【NBA】オールスター2016

今年のNBAオールスターは、オールスターらしい展開といえば聞こえはよいのですが、要はディフェンスがルーズ過ぎておもしろ味には欠けるということです。コービー・ブライアントが最後の出場ということで、花を持たせるかと思いきや、それほど目立った内容ではなかったですね。

そんな中、31ptsに8リバウンド、5アシスト、5スティールを記録したウェストブルックがMVPを獲得します。現役のPGとしてはデロン・ウィリアムスとともに好きな選手なのでうれしいのですが、デロンとドラフト同期のクリス・ポールが目立たなかったせいで、世代交代を強く感じました。カリーやポール・ジョージの活躍も目立っていて、スターの地位を確立している雰囲気を醸し出していました。

米国国歌の独唱はNBAにはおなじみのニーヨでしたが、ハーフタイムショーでスティングが登場したのは意外でした。例年は若い世代やアフリカン・アメリカンに寄りがちな演出だからこそ、あえて年配の白人にうけるスティングの起用だったのだと思います。アリーナの若い観客も、スティングのロックテイストなパフォーマンスを喜んでいるようでしたが、スローな「見つめていたい(Every Breath You Take)」も結構盛り上がっていたように思います。