【養老天命反転地】荒川修作の大作

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岐阜でのサッカー観戦前に、名古屋から桑名を経由して養老に入り、養老公園にある「天命反転地」を訪れました。ここは、荒川修作とパートナーのマドリン・ギンズが創った「身体で直接体験できる」アート作品という触れ込みの施設です。訪れた印象として、これはコンテンポラリーアートというよりも、RPGに登場するような壮大なダンジョンでした。

「極限で似るものの家」と「楕円形のフィールド」のいう2つのエリアから成り、丘の凹凸によって視界やバランスの変化を感じることができます。この先に何があるのかという好奇心をくすぐられ、童心に帰ったような不思議な感情を味わうことができました。子どもでも大人でも、このポイントに興味を惹かれれば満足するでしょうが、そうでない人にとっては何のために入場料を払ったのかわからなく感じることでしょう。

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東京の三鷹には、天命反転住宅という荒川とギンズによる建築があるようですので、こちらも一度訪れてみたくなりました。意味をロジックで探ろうとすると難解ですが、感覚なら理解できそうな気がします。