録画しておいた映画「デンジャラス・バディ（原題：The Heat）」を見ましたが、メリッサ・マッカーシーの演技力と存在感に圧倒されました。陳腐なストーリーと言ってしまえばそれまでなのに、ここまで一気に引き込まれるのはメリッサとサンドラ・ブロックがお互いの良さを引き出しているからでしょう。
冒頭ではメリッサ演じるマリンズ刑事の破天荒さがネガティブな印象で、感情移入できそうもないと感じていました、ところが、気づくといつの間にかマリンズの捜査へのコミットメントに好感を持っているんですよね。このあたりのキャラクターの組み立て方は、本当に見事だと感じました。
ちなみに、この邦題は「デンジャラス・ビューティ（原題：Miss Congeniality）」からのシリーズっぽく見せたのでしょうが、サンドラがFBI捜査官だという以外は何も関連はなさそうです。「バディ」って「ナイスバディ」のように"body"のことかと思ってしまいましたが、よく考えると「相棒」の"buddy"ですね…
