【実践の英語】friendly reminder

英語文化圏において仕事で期限を切られたとき、その期限は絶対的なものでないことも多いという記事を書いたことがあります。その場合、期限はひとつの目安であって、無理ならそう伝えればよいのです。

逆にこちらが何かを依頼して期日までに返事がないときには、催促をすることも自然な行為です。ただ、ストレートに"I haven't got your response."のように書くのではなく、タイトルに[friendly reminder]のような注釈をつけるのがスマートです。これは、「急かしているわけではないけど、忘れてませんよね?」というニュアンスを出すもの。これをもらった相手は、感謝してくれることが多い印象があります。

期限の切り方としては"no later than(遅くとも~までに)"のような書き方をしますが、急がない場合には"at your earliest convenience"という表現もできます。これは「ご都合がよろしいときに」という意味ですが、日本で言う「なるはや(なるべく早く)」というニュアンスでもあります。