【NCAA】渡邊雄太に期待

JSportsで、バスケの日本代表経験もある渡邊雄太が所属するNCAAジョージ・ワシントン大学がウィチタ州立大学と対戦したダイヤモンド・ヘッド・クラシックの決勝を見る機会がありました。渡邊はSFながら3Pもうまく、スウィングマンのような起用もできるポリバレントな選手です。

公称203cmとはいえアメリカの大学生の中に入ると、特にサイズで目立つこともないけれど、ひけをとらない体格は日本人としては貴重ですね。プレー内容は、オフェンスは十分合格点。ファストブレイクではきっちり走り、3Pも確実に決める。そんな器用なところを見せていました。

しかし、ディフェンスには課題がありそうです。意識は高く、アピールしようという気概は見せていたのですが、ポジショニングが甘いのでマークに着き切れずにコート上を彷徨ってしまうのです。まだ1年生だけに、これからNCAAでもまれて、チーム戦術を体現しつつ成長して欲しいものです。国際試合禁止の制裁を受けている日本バスケにとって、彼は間違いなく期待の星なのですから…