【メンフィスOP準決勝】錦織―クエリー

2013年、2014年と錦織圭が連覇しているテニスのメンフィスオープン。今年の錦織は初戦から苦戦続きで、3セット目までもつれこんでの辛勝が続いている。今日の準決勝の相手は、相性の良くないサム・クエリー。ビッグサーブを持ってはいるが、力任せではなく、うまくコントロールしてくる嫌な相手だ。

第1セットはキープ合戦から最後に落としてクエリー。第2セットはタイブレークで錦織が取ったが、アンフォーストエラーも多くすっきりしない展開だった。しかも錦織は足の指んいマメができているらしく、時折痛そうな表情をい見せていたのが気がかりだった。

そして迎えたファイナルセット。第3ゲームをクエリーがブレイクすると、錦織も第6ゲームでブレイクバック。錦織の6-5からマッチポイントが来たが、ここはクエリーが強烈サーブを叩き込んでセーブ。タイブレークはお互いにミスが続いたが、最後はクエリーのリターンがサイドアウトとなって、3時間近い熱戦に決着がついた。

3連覇を賭けた決勝の相手はケビン・アンダーソン。錦織ともども、決して調子は良くないだけに、流れをつかむかどうかが勝敗を分けそうだ。