【国立新美術館】文化庁メディア芸術祭

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年々来場者が増えている印象のある文化庁メディア芸術祭。祝日の昨日の午後に訪れたところ、入場規制がかかるほどの盛況でした。入場無料ということもあって親子連れや学生グループも多く、今回の展示は最初にインスタレーションが設置されているので、そこで人通りが澱んでしまうようでした。

エンターテインメント部門で大賞を受賞した「Ingress」は、GPSと世界地図のデータベースを使って、ゲームの世界と現実が融合する評判のモバイルアプリ。また「のらもじ」は、看板の手書き文字をフォントにしてしまうプロジェクトです。「3RD」は鳥のフォルムをしたヘルメットを装着して歩くことで、視界を俯瞰した映像を体験できます。

マンガ部門はキャラキターがかわいいものが見当たらず、アート部門はデジタル作品に偏った印象もありました。これまでよりもコンセプトがしっかりした反面、幅の広さが失われてしまったのは気になりますね。今回は僕の会社の商品も「審査委員会推薦作品」にノミネートされましたが、残念ながら受賞は逃してしまいました…

この展覧会は2月15日まで乃木坂の国立新美術館で開催されており、映画作品などはシネマート六本木で上映されています。

http://j-mediaarts.jp/