【ゲスの極み乙女】魅力がすごいよ

COUNTDOWN JAPANでライブを見た「ゲスの極み乙女」のアルバムを、iTunesでダウンロードしました。ライブでは音楽センスと演奏技術の高さを感じていたのですが、スタジオ版を聴くと印象が変わってしまいました。率直に言って、薄っぺらく感じてしまったのです。
 
ライブでは、ボーカルの声とラップの乗らなさに不満がありました。しかし、そのおかげで歌詞の薄さ、言い換えるならメッセージのなさが隠されていたのです。メロディラインは秀逸な「猟奇的なキスを私にして」も、歌詞はまったく意味がなく、言葉遊びでしかありません。「サリーマリー」や「デジタルモグラ」はさらに薄い歌詞です。
 
音楽性に関しても、「クラシックピアノやってました」的なテクニックの披露でしかなく聞こえ、オリジナリティは感じられません。ライブでも感じたように、優秀なプロデューサーをつけないとアルバムの完成度は上がらないでしょう…