【富山-大分】ベストな人選だったか?

アウェイではなかなか勝てない大分だが、この試合はベストなメンバーを帯同させたと言えるのだろうか。情報があまり出てこないので、コンディションはわからない。それでもラドンチッチも高松も新加入のダニエルもいないのは釈然としない。

僕はかつて、石崎監督時代の大宮戦を観戦に行き、5-0という目も当てられない状況にも関わらず、ひとりも選手交代をしないという愚行を目の当たりにしたことがある。そのとき僕は、アウェイしか観戦できないサポーターがトリニータの試合を見られる貴重なチャンスにできることをせず、ホームゲームのための調整と位置付ける石崎監督を心底恨んだ。

最後のカードを切ってからの伊佐の負傷も、後味が悪い。あそこで戦線に復帰できるのなら、なぜもっと早く戻れなかったのか。復帰できないなら仕方ないと思うが、スタッフにもベンチにも緊迫感の欠如はなかったか。そして、田坂監督はコメントで「内容に満足している」と発言している。これはいったい何を意味するのか。すべてが根本的に間違っているように感じるのは、果たして僕だけだろうか。