【NBAプレーオフ】BKN-MIA GAME 5

久々に終盤まで息詰まるゲームを見た。イースト・カンファレンス準決勝はマイアミ・ヒートが3勝1敗でブルックリン・ネッツをリードして、本拠地AAアリーナで迎えたGAME 5。3Qを終わってネッツが75-66と優位に立っていた。僕はネッツを応援していたが、もともと好きだったユタ・ジャズから移籍したデロン・ウィリアムスからキリレンコという懐かしいプレーも堪能し、このまま逃げ切るかと思える内容だった。

しかし、4Q終盤になって試合巧者が揃うヒートが一気に追い上げる。ウェイド、ボッシュレブロン・ジェームスという豪華な布陣に、6thにはレイ・アレンまで控える。勝負どころがわかっている選手は、こういうときには頼りになる。ファウルゲームになり、ネッツは痛いところでジョー・ジョンソンがターンオーバーを喰らい、頼みのピアースまでミスしてしまう。

ヒートがレイ・アレンの3Pで逆転したものの、レブロンがFTをミスして2点差で残り9秒5。終盤のタイムアウトでの指示というかシューターの人選でことごとく裏目に出ていたHCのジェイソン・キッドだったが、ここでも結局シュートを打てないままにタイムアップを迎えるという結果になった。残念ながらチームの熟成度とヘッドコーチの作戦で、ネッツが敗退したということだろう。

こうなると僕の興味はウェスタン・カンファレンス。オクラホマシティ・サンダーなのかサンアントニオ・スパーズなのか、いずれにしてもファイナルでインディアナ・ペイサーズかヒトを破ってもらいたいところだ。