【デビスカップ】ダニエル太郎登場

マイアミのSONYオープンで準決勝に進出しながら足の負傷でリタイアした錦織圭に代わり、デビスカップの日本代表に選出された193cmのダニエル太郎。スペイン在住ながら日本語は堪能のようで、ルックスは普通に日本人にいそうな雰囲気です。

仕事から帰宅してWOWOWを見た時点で2セットダウンだったのですが、ここから盛り返します。アンフォーストエラーダブルフォルトが多く、ムラのあるテニスだったチェコのロソルから流れを完全に奪取しました。小気味よいドロップショットや思い切りよいサービスリターン。そして攻める姿勢がとてもよく出ていました。

第3、第4セットをダニエルが取って迎えたファイナルセット。ダニエルはいきなりサービスをブレイクされて苦しい展開になると、経験を活かした巧みなプレーでロソルが一気に押し切ってしまいました。ここぞというときのロソルの狙ったショットの鋭さは、さすがに素晴らしいですね。

初戦の伊藤竜馬も腹痛というアクシデントでからステパネクとの接戦を落とし、これで日本は0勝2敗。実力的には完全にチェコが優位なので、これでもよくやっていると評価するしかない内容でした。