【直島】李禹煥美術館

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直島にある李禹煥美術館は、半地下構造として作られた安藤忠雄の建築の中で、直島の自然を活かしながら李禹煥(リー・ウーファン)の作品を展示しています。李禹煥は日本を経てヨーロッパで活躍するアーティストで、横須賀のカスヤの森美術館にも作品が所蔵されています。

ここで感じたのは、永遠、宇宙、原子、そして沈黙。沈黙が奏でる微細な音に聴き入ったのは、いつ以来でしょうか。天井に設けられた天窓から望む雲の動きや、石に投影された映像のインスタレーションなど多彩なアプローチで魅せてくれます。安藤忠雄らしいコンクリートの建築が、李の扱う世界観や直島の自然に意外なくらいフィットしていました。

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韓国人アーティストの美術館であるせいか、韓国人の団体も多く訪れていましたが、ここでも地中美術館でも大声で話したり走ったりしているのには辟易しました。スタッフは日本語と英語でインストラクションをしていましたが、韓国語に対応する必要がありそうです。