【シカゴ旅行記】シカゴ美術館

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シカゴ美術館は朝10時半に開館します。10:15に着いてしまったので、雪が降る中を15分、しっかり待たされました。それでも一番乗りだったので、一番のお目当てだったスーラの「グランドジャット島の日曜日の午後」を独り占めすることができました。この作品はシカゴ美術館の目玉で、大作ながらとてもていねいに点描の技法で書き上げられていて圧倒されます。

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印象派の作品が充実。ルノワールの「ふたりの姉妹」は、お姉ちゃんの表情に思わず引き込まれます。少女たちの唇の赤が、とても印象的でした。また、同じくルノワールの「縫い物をする女」は、青と紫を基調とした色遣いがルノワールっぽくないけれど、雰囲気があって素敵です。ちなみに企画展以外の撮影は「推奨している」そうですので、フラッシュを使わなければ問題なく撮影できます。

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ベルト・モリゾの「Woman at Her Toilette」は、柔らかな肩の曲線がいかにも女性画家らしい作品です。印象派以外でも、エル・グレコからオキーフ、ホッパー、ウォーホルまで楽しめ、三宅一生のテキスタイルや食器などのデザインのコーナーもありました。本気で全館見たら、かなり疲弊してしまうと思います。満足度の高い展示で、心地よい時間を過ごせました。