時差ボケのせいで朝5時に目が覚めてしまったので、10時からの仕事の前に電車で30分ほどで行けるスウェーデンのマルメまで行ってみました。スウェーデンもデンマークもシェンゲン協定批准国なので、パスポートコントロールも何もなく出入国ができます。コペンハーゲン中央駅の自動販売機で往復チケットを購入したので、スウェーデンクローネに両替する必要もありませんでした。
マルメはスウェーデン第3の都市ですが、ストックホルムよりもコペンハーゲンの方が圧倒的に近いのです。ドラマ「ブリッジ」はアメリカとメキシコの国境が舞台ですが、オリジナル版はこのスウェーデンとデンマークを結ぶ橋の物語なんですよ。オーレスン海峡をつなぐ長い橋を渡ると、そこはもうスカンジナヴィア半島。カストラップ空港を過ぎると、乗客が黒を基調とした地味な服装のデンマーク人から、カラフルにおしゃれしているスウェーデン人に変わります。
マルメの駅前には雰囲気のある古い建物が並び、川沿いにはガラスを効果的に使ったモダンな建築がありました。さすがにデザインで知られる北欧ですね。ちなみにマルメは、スウェーデン代表のサッカー選手・イブラヒモビッチの出身地でもあります。