【敦賀】サンダーバードで西京漬を買いに

イメージ 1

イメージ 2

京都出張のついでに、特急サンダーバードに乗って1時間。福井県敦賀まで足を伸ばしました。目的は穴子の西京漬をゲットすること。これについては、また後日レポートします。

敦賀といえばフェリーの圧着する港であり、かつてはウラジオストクから鉄道「欧亜国際連絡列車」の接続点でもあったことから、ソビエト連邦の領事館もありました。プロコフィエフが米国亡命のため敦賀から入国したとか、杉原千畝が発給した「命のビザ」を手にしたユダヤ人がやって来たと聞くと、その地理的、歴史的な役割の大きさを感じますね。

鉄道においても交通の要衝でした。旧敦賀港駅舎は資料館になっており、鉄道模型などで当時の様子が展示されています。その裏手は、もう日本海東尋坊のような荒々しさはなく、穏やかな海面が広がっていました。さすがに、良港だということなのでしょう。商店街はシャッターが下りている店も多く、寂れた印象でした。

帰りのサンダーバードを待っていると、隣のホームに大阪行のトワイライトエクスプレスが入線。女性係員がホームから線路に下り、機関車の連結を外します。ここで機関車を入れ替えて、大阪に向かうのですね。サンダーバード敦賀を出るとループ線に入り、160mほどの標高を稼ぎます。このループ線と琵琶湖については、車掌が観光ガイドのように説明のアナウンスをしてくれました。