【NBA】プレーオフファイナルGAME 7

NBAプレーオフファイナル、サンアントニオ・スパーズマイアミ・ヒートの第7戦は、大接戦となりました。序盤からロースコアな展開で、ディフェンスの堅さに両チームの意地を感じる内容に。ヒートはボッシュが28分、レイ・アレンが20分プレーして得点がゼロ。一方のスパーズは、FGが37.8%。これだけ見ても内容が推測できてしまいますね。

そんな中、バイプレーヤーの出来が勝負を分けたといえます。スパーズもレオナルドやディーオがそれなりの存在感は示しますが、この試合を決めたのはショーン・バティエの3Pでした。バティエは2Pも3Pも6/8で、ここぞというところでウェイドのお株を奪うようなクラッチぶりを発揮。苦しいところで決めたチャルマーズとともに、好調だったレブロンをサポートしました。

僕にとっては、かつてのスターだったジノビリやウェイド、レイ・アレンが揃って「ピークを過ぎた」プレーに終始していたことで寂しさを覚えたことが、この試合の一番のポイントでした。時代は、はっきりと変わってしまった印象です。ヒートのプレーは昔のように嫌らしいものではなかったので、少し見直しました。正直嫌いなチームの筆頭だったのに、試合後はそんな感情は消えてしまったのです。